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前世療法02

ワイス博士の「前世療法」を読んで
どうしても受けてみたくなった私は
長女を妊娠中、今から約10年前に
当時はまだめずらしかったヒプノセラピストを探し出して
ヒプノセラピーを受けてみた。

その時は、前世までは意識が行かず
今の人生で子ども時代のことだったり
父親との関係だったりが出てきて
あと、お腹の中にいた彩月と会話ができたりした。

それはそれで、得がたい体験だったけど
やっぱりいつかは前世を見てみたい
ってずっと思ってた。


それから約3年がたち
赤ちゃんだった彩月の自我が、芽生え始めたのと時を同じくして
私の中で、自分の人生というものを
どうとらえていいのか、本当に判らなくなってしまって…

だから、もう一度受けてみようと思ったの。


ヒプノセラピストは、前回と同じ
矢澤フレイ伸恵さん。
彼女は前世でイスラエルにいて、やはり人々を教え導くことを天職としていたそうです。

私はずっと、自作のヒプノMDを毎晩寝るときに聞いていたせいか
今回はとてもすんなりと、すごく深いところに落ちていった。
彼女の静かな優しい誘導の声が、だんだんと遠くなっていく
でも意識の片隅では彼女の声がはっきり聞こえていて
不思議な感覚。

あまりにも催眠が深すぎて、声も出ないし、身体もぴくりとも動かない。
でも、周りの状況はとてもよく判った。


どうやら小さい島に私はいるみたい
となりにはあきらかに彩月がいる
でも彼女は赤ちゃんではなくて、11歳くらいの少女だ。
どうやら私も同年代の少女らしい。

周囲には何人かの若者、15人くらい?
親友のヤスとノブの姿も見える
ノブは焚き火の前に座って、太鼓をたたいてる。
私は、真っ黒くて長い髪を両脇に二つのおさげにして
ぶあつい布でできたポンチョみたいなものを着て
焚き火の周りを踊っている。

小さな島なのだけど
そういう焚き火が何箇所かあって
小さな、布でできたテントみたいなものが
いくつか建っている。

島の外縁にはぐるりと
背の高い杉の木が立っていて
周囲の水はとても神秘的なエメラルドグリーン。

私たちの人生には音楽と踊りがあって
みんなで何でも分かち合って
とても平和に暮らしている。


マリーン湖


この湖は私たちの聖なる土地だ
私たちは、カヌーで湖にやってきては
特別のとき、満月のときなんかに
ここに集まっては、焚き火を囲んで祈りの儀式をする。

年の近いものたちで集まって、共同生活をしている。

とても穏やかで、でも楽しくて
いつでも踊っていられれば、私はそれで幸せだった。

矢澤さんの声が、遠くかすかに聞こえる
私に「何か見えますか?」と質問している
私はとても美しい場所にいるといいたいけれど
いかんせん、身体はぴくりとも動かない。

私が何も答えないから
彼女は「それでは今から少し時間を移動します」
と言った。


その途端、楽しかった場面から一転して
雪が吹き付ける、荒れた岩地にいて
私はとても悲しい気持ちで
すべての荷物を小さな馬(ロバ?)に積んで
私たちの聖地から遠く離れたところに
逃げなければならない。

なぜそうなってしまったのか
私はとても悲しい。

でも、コミュニケーションがとれぬまま
どうやら私たちの聖地を、私たちと違う
不思議な人間たちが、欲しがったから
だから私たちはここにいられないらしい。
なんて、悲しい。


さらにさらに深いところに意識が落ちて行きそうになったとき

また矢澤さんの声が聞こえた

「何か見えますか?」

また何も応えられない私。

「それでは、もっと遠いところに行ってみましょう」

そう言われた途端。

今度は、ものすごい暑いところにいた。

矢澤さんが質問してくる
「何が見えますか?」


薄い茶色、まさにサンドベージュの砂が固まったような道
私の足元は固い草みたいなものを編んで
足首に巻きつけた、サンダルみたいなものを履いている。

身体には筒のような、ゆったりした
たぶん麻布でできた服を着ている。
頭に何か巻いている感覚。
手も足も真っ黒な皮膚。


周りに小さな、かがんでようやく入れるような
これまた小さな入り口がついた
日干し煉瓦を固めたような
家々が並んでいる。


暑い、でもまだ昼ではなくて
今は朝だ。

私の大事な日課、水をくみにこれから向かう。

ここでは、水をくむことが生活のほとんどをしめている。


まるで水をくむために生きているみたい…


とにかく暑くて、乾いていて

それから、ちょっと前に部族間の争いがあって

私の首に、椰子の実が当たった
あの時は死んでしまうかと思った。


それからずっと具合が悪い。


私には子どもが3人いる。

女の子ニ人と男の子一人。

私は自分の人生に不満を持っている
でも何をどうしたら、生活が変わるのか
まったく判らない。

だって他の生活を知らないから…

そんなことを矢澤さんに、淡々と説明する私。

不思議な感覚、これは確かに私なのだけど
もう一人の私もいて、俯瞰して眺めているような。

※前世療法01はスピリチュアルライフのページから見られます。


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